• テキストサイズ

【マフィア松】狂った世界に君がいた

第8章 日常


バスから降りた地点には人が大勢いた。

「すごい大きい会場…これだけのマフィアを従えているんだ…」
一「は?あんた馬鹿なの?」

馬鹿って言われた…一松さんは毒舌家なんだなぁ。

一「この人たちみんなマフィアに見えるわけ?
よく見なよ。」

目を凝らして周りの人たちをみると家族、学生さんの年代の人、おじいさん、おばあさん…とにかくいろんな種類の人たちがいた。

「??みんな、マフィアではありませんね。」
チョロ「そうだよ!一般人だよ!?それにここはねショッピングモールっていうんだよ。会場じゃぁないから!」

ショッピングモール?
1度もこんな普通の世界に入り込んだことはなかったので、私の胸はどんどん高鳴っていった。


"表側"の世界ってどんな感じなんだろう。
命の危機なく、過ごせるのかな。
いろんな人がいるな。

好奇心によって、足を踏み出そうとしたその時、肩をグッと引かれた。

/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp