第9章 保健室の先生
「ったく…
他の男に散々いろいろされたくせによ…
言っとくけど、
男だって嫉妬すんだからな。」
そういうとシドは
つかんでいたアヤセの腰を浮かし、
一旦アヤセの熱いその場所から
自身のいきりたつそれを抜く。
シドはアヤセを下にして
その上に覆い被さった。
「まぁよくここまで来たっつー
ご褒美もあるからな…
いいぜ、
すげぇ気持ちよくイかしてやるよ。
いい顔して良く鳴けたらそれで
チャラにしてやる。」
そういうとシドは再び、
愛液が滴る熱いアヤセの
その中に自身をねじ込んで行く…
シドのそれを飲み込むには
コツがいることをアヤセは知っていた。
大きく深呼吸して吐く息と共に
全身の力を抜いていくのだ。
シドもシドでその瞬間に
自身のそれを奥へと
押し込んでゆくことを知っていた…
「はぁん…」
アヤセの吐息が漏れる…
アヤセがシドのそれを
すべて飲み込み終える。
「あっああっ…」
アヤセの最奥にある
気持ちのいいポイントに
シドのそれがあたる…
「あ…ん…」
少し身をよじりながら呟く。
「気持ち…いい…」
シドはその姿を見てニヤリ…と笑うと
「ああ…もっと気持ちよくしてやるよ…」
と言い、
ヌチッ…ヌチッ…と、
厭らしい音をたてながら
律動をし始めた…。
「あんっ…あんっ…
シドォ…はぁっ…気持ちいい…」
その律動は早さを増してゆく…
「あっ…あっ…あっ…」
アヤセは
突かれているその場所から
じんわりと快楽の波が
押し寄せてくるのを感じる。
「シドォ…もう…ダメかも…」
「おい、いつもと比べたら
だいぶ早ぇじゃねえか。
いつもと違うシチュエーションに
余計に感じてんのか?
それとも俺が白衣姿でいつもより
興奮してんのか?」
アヤセを見下ろしながら
シドはニヤリと笑う。
しかしシドもシドで、
自分の腕の中で、自分が与える刺激に
喘ぐアヤセに昂らされていた。
たまらなくいとおしい…。
このままこの瞬間のままの
アヤセをずっと見ていたかった。
でもシドはもっといい顔をする
アヤセを知っている…
絶頂を迎えたときのアヤセだ。
それを思い出すと
シドもそんなに余裕がなくなる…。