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オプションぷらす!

第1章 はじまりと契約。


私が2人の声に言わずもがな反応すると、2人は目をぱちくりさせた。





トド松「へー、本当に声を聞くだけで声優が誰か解るんだ。
じゃあさ、現時点でこの中に鈴ちゃんの大本命?みたいな声って居たりするの?」

『・・・・・・んー・・・まだ居ないかな。
でも3人とも私の好きな声だよ。イイ声してるねッ』

トド松「そ、そう?
・・・ちなみに、もしも残りの3人に鈴ちゃんが大本命の声が居たらどうする?」

『え、それは・・・発狂もんだよ。
声を聞いた瞬間に奇声発するかも』

カラ松「それは・・・プチ惨事だな。
鈴ちゃんの凛としたボイスは好きだが、悲痛な叫び声は出来るだけ聞きたくはないものだ・・・」

おそ松「うーわー、相変わらずだなうちの次男は。
ま、あいつらもやる事終わったらその内戻って来るだろ」

『それは期待値上がる・・・。
・・・っと、ひとまず話を元に戻していいかな。
私は誰かの手違いで死んじゃった訳だけど、これからどうなるの?』





いけないいけない。
ついつい癖で喋っちゃってた・・・。

もし仮に他の3人に私の大本命な声のあの人が居たら、動悸息切れ発狂しちゃう。直に聞いた事は今までないけど、テレビ越しとかスマホを通しての声を聞くだけでも油断してたら顔がニヤけるくらいだし。
いくらなんでも引かれちゃうよ。


脱線してた話題を戻して、私がそう聞けば3人とも1回目を合わせてから口を開いた。





おそ松「あー・・・その事なんだけどさ。
鈴チャンの死因が死因だから、俺ら感じてんだよね。責任ってやつ」

『・・・責任・・・?
え、俺ら・・・?』

カラ松「・・・すまない、キミのこれからの人生を奪ってしまったのはオレ達6人のせいなんだ」

トド松「僕達が雷を落とす場所の環境とか状況とかを、きちんと確認してれば鈴ちゃんを巻き込まずに済んだんだ・・・。
だから・・・ほんと、ごめんなさいっ!」




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