第1章 はじまりと契約。
トド松「あー、ビックリさせちゃったよね。
でもカラ松兄さんが痛いのは通常運転だから、その内慣れてくると思うよ」
おそ松「そーそ。
カラ松は痛いのがフツーだからさ。な、カラ松〜!」
カラ松「フッ・・・それがハリネズミのジレンマだからな」
『は、はあ・・・。
えっと・・・夜空から見守ってた、って?』
おそ松「ほら、俺らって星座の化身だからさ。
そう言う情報は大抵知ってんだよな」
トド松「あっ大抵って言っても、名前とか性別とかその人の趣味とかしか知らないからね?」
カラ松「ナイトスカイに浮かぶ月夜の中で、オレ達は輝ける・・・キミが必要と言うならば、オレのソングで癒してみせよう」
サングラスを颯爽と外して、キリッと見つめてくるカラ松。
その様子を「うわあ・・・」と見るおそ松とトド松。
どう反応していいのか解らないけど、その行動よりも私は別の事に反応した。反応してしまった。
『・・・・・・な・・・中村さんと・・・入野、さん・・・!?』
これはまた凄い有名な声優さんと声が同じだとは。
ボイスが大好物な私にはなんとも美味しい展開だ。
カラ松の声な中村さんはフェアリーテイルのグレイとかうた☆プリの林ちゃんとかやってる。中でもBASARAの左近にはアニメルートで泣かされた。思わず三成と一緒に『さこぉぉおぉおおおおん!!!』って叫んでオカンから「うるせえ!」って怒号が飛んできた。
トド松の声な入野さんは、あまりエンカウント出来なかったけどキングダムハーツでめっさ聞いてた。私がもっと幅広くアニメやらゲームに手を出してたら、聞ける機会も増えていただろうけど・・・。
いや、でもキングダムハーツでソラとヴァニタスの声やってたし。髪の色が違うだけであんなにキュンキュンさせられるとは思ってもみなかったよ。スクエニまじサンクス。
・・・これはいよいよ期待してもいいのだろうか。
願わくば。
願わくば、残りの3人がその声を聞くだけで私が発狂する声優さんである事を願いたい。