第1章 はじまりと契約。
おそ松「いや、別に一松じゃあるまいし怒られたくないよ?
でも・・・普通ここキレるとこじゃねーの?」
『いや、キレて死んじゃったって事をどうにか出来るんならキレるけど。
誰がどう間違えたのか知らないけど、失敗は成功のもととか言うじゃん。これを機に失敗しないで成功してくれれば良いかなーと思って』
おそ松「・・・・・・・・・鈴チャン、割とポジティブ思考なのね」
『あ。
そう言えば今更なんだけどなんで私の名前を知ってるの?』
「フッ・・・それはナイトスカイから君を見守っていたからさ。カラ松girl」
「うわ、安定の痛さ・・・・・・。
よくそんなキザな事言いながら決まった、みたいな決め顔出来るね・・・」
『、っふおぅっ?!』
おそ松と質疑応答しながら喋ってたら、不意に別の声が聞こえてきた。
え、ナイトスカイ・・・?
夜空って言いたいのかな。
ついさっきビックリした時と同じように声を上げて、別の声がした方を向いた。
そこには、2人の青年。
顔つきやら髪型はおそ松とそっくりだ。
カラ松「おっと、驚かせてしまったか・・・。
オレは赤塚枠星で次男のカラ松だ。Nice to meet you」
トド松「僕は六男のトド松だよ。
兄弟の中でルックス担当してるんだ」
『え、あ・・・え?』
おそ松「カラ松にトッティーじゃん。
あ、鈴チャン。言い忘れてたけど俺ら六つ子なんだわ」
六つ子。あー、だから顔が瓜二つなのか。
カラ松と名乗った青年は青いインナーを腕まくりしていて、その上に所々ダメージの入ってる白い透けてるパーカーブラウス。下は青と黒のギラギラしてるズボン。そしてサングラス。
右手の甲には五芒星の中に松が入ってる紋章みたいなマーク。
一方のトド松はピンクのインナー、その上に白く透けてるパーカーブラウス。青のズボン。首にはヘッドフォンを掛けてる。頭痛いには白にピンクのリボンをつけてるキャスケット帽。
そしてまたもや耳が尖ってる。