The result of revenge [ディアラバ]
第4章 Feelings~感情~
「おい!ユウラ、いるのか?」
部屋の外から突然聞こえたスバル君の声
「い、います...」
小さく返事をした。やっぱりレイジさん以外の兄弟達は怖い...
「入るぞ」
ちゃんと返事を待つなんて、ちょっと意外だった。そう言えばスバル君、車の中で初めは優しく気を使ってくれていたんだっけ...
そのままドアが開き、スバル君が入ってくる
「...どうしたんですか?」
「あぁ、ちょっとな...それよりオマエ、その変な話し方やめろ」
何を突然言い出すかと思ったら、もっと普通の話し方で良いって事なのか
「分かった。けど、何で駄目なの?」
「...レイジみてぇだろ?聞いてて気分悪いからな」
「そんな理由?真似てるつもりは無いんだけどな...」
レイジさんみたいだと言われた事に、少し舞い上がった気持ちは、すぐにしまい込む
「で、スバル君はどうしたの?急に」
わざわざ訪ねて来た事が意外だった
「...いや」
ポケットに手を入れて俯きながらドアのすぐ横にもたれ掛かった。
それと同時にドアが閉まる
「オマエ、レイジの側に居るって決めたのは本当なのか?」
「え!どうしてスバル君が知ってるの?!」
私は慌てた、何故知ってるのか、それももちろんだけど、その事をわざわざ私に直接聞きに来た事に驚いていた
「レイジが言ってたんだけどよ、何つうか...オレはそれが気に入らねぇ。」
スバル君が私の方を睨むように見つめる
「ど、どうして気に入らないのか私には分からないよ...」
「ちっ...うぜぇ、やっぱり本当だったのかよ」
すごく怒ってる。それは伝わって来る...けど、今の私から特に言える事は無かった
「んだよ、レイジ以外とは喋らねぇって事か?」
「そうゆう訳じゃないけど...」
「じゃぁ何でレイジなんだよ」
「何でって...」
理由を聞かれると上手く答えられない。
私の本能がレイジさんを受け入れてしまったから...それをスバル君に何と説明して良いか分からずに、何も言い返せない