The result of revenge [ディアラバ]
第4章 Feelings~感情~
「んんっ...」
彼女の声は私の嗜虐心をそそる
このまま吸い付くしてしまおうか...。しかし、その直後に襲ってくる愛おしさ、吸っているだけで私の中に眠っていた感情を呼び起こす
「ユウラ...貴女はいったい何者なのでしょう」
そう言いながら彼女の首筋に付いた私の牙の痕をなぞる
「...痛っ...」
顔をしかめ、私の目を見つめる
「どうしたのです?そんな目で私を見つめて」
何か言いたそうにしていたが、今はその時ではないと悟った私は、続けて言った
「いや、やはり今はその質問はやめておきましょう。...さぁ、もうお仕置きは終わりです。そろそろ教室に戻らないとですね。」
乱れた制服を整える
「貴女はこのまま家に帰りなさい...私の使い魔をこちらへ寄越しますので」
彼女の潤んだ瞳と、火照った身体を布団で覆い隠すと、途端に後悔の念に駆られる
「レイジさん...?どうしたんですか?」
布団で半分顔を隠しながら私に問いかけてきた
「どうしたとはどうゆう意味です?」
「さっきからイライラしたり、悲しそうにしたり...私、レイジさんの事が凄く気になります...」
──!
「な!何ですかいきなり!」
突拍子もない彼女の言葉に動揺は隠しきれなかった
「そのままの意味です...私も、こんな事思うなんて全然思ってませんでしたけど、やっぱりレイジさんは他の兄弟達とは違う...そんな気がするんです」
そのまま顔を隠してしまったユウラの鼓動の速さがこちらに伝わってくる
「ユウラ、顔を出しなさい」
私がそう言うと、そっと顔を出し恥ずかしそうな表情でこちらを見つめている
「貴女が私を気になると言うのなら、私の側に居て、気の済むまで確かめてみたらどうです?」
眼鏡を外し
彼女の顔を覗き込む様に顔を寄せ、囁くように問い掛ける
「私がどうゆう者なのか、知りたいのでしょう?」
「...はい」
そう言うとすぐに布団に潜ってしまった
彼女のその行為によって、私の中の動揺は彼女に悟られずに済んだのだろうか...
私はそのまま立ち上がり、部屋を出ていった