The result of revenge [ディアラバ]
第4章 Feelings~感情~
その後私は使い魔を呼び、彼女の事を頼み、いつも通りに学校生活という責務を果たし、校門で待機している車に乗り込んだ
「遅くなりましたね」
「レイジが最後だなんて、珍しい事もあるもんだね」
ライトが意味あり気な顔でこちらを見ている
確かに珍しい事だ。いつも私が一番に到着しては、待たされる事がほとんどだったのだから
ライトの言葉には返事をせず、いつもの席へ腰掛けると同時に車は動き出した
「それよりレイジ!あの後ユウラに何かしたってんじゃねぇだろうな?」
くだらない質問を投げかけてきたアヤト
まるでまだ彼女が自分の所有物だと思っているのだろう
「いえ、特に何も。」
「嘘言ってんなよ!あんな女目の前に放り出されたら正気でいられる訳がねぇ」
「ホント、ボクも同意見♪」
「まぁ...、何も無かったと言うのは少々嘘を言い過ぎましたね」
「やっぱり嘘じゃねぇか!ふざけんな!」
露骨に不機嫌になった
そんなやり取りを、脚を組み楽しそうに眺めるライト
「ねぇ、ユウラちゃんの潤んだ瞳はどうだった?それにあの可愛い声...思い出すだけで興奮しちゃうと思わない?」
「...っ、ライト、そう思うのは貴方みたいな変態だけです」
「えぇー、そうゆうレイジだって、今少し動揺してた様に見えたけど♪んふっ」
「うぜぇ...んな事どうでもいいだろ」
貧乏ゆすりをしながら喋ったのはスバル
「ええー、スバル君だってあの時楽しんでたくせに♪」
「あぁ!?んな訳ねぇだろ!!」
あぁ、また始まった...
「とにかく!いいですか?彼女は私が面倒を見る事になっているのですから、今後は吸血や、その他彼女が困る様な事をするのは一切やめて頂きます!!」
ここでハッキリ忠告しておく方が良いだろうと、私は強く兄弟達に言った
「はぁ?...レイジ、今何と言いましたか?」
「!カナト、貴方寝ていたのではなかったのですか!?」
「僕の質問に答えてください。」
いつもより、声のトーンが低い
「いいですよ、もう1度言います。彼女には手を出すな...と言ったのです」
「うげっ!レイジついに頭おかしくなったんじゃねぇの?!」
アヤトのその言葉に一緒になって笑い出すカナト
「ふふ...そんな事誰が決めたんですか?」
「ユウラですよ、彼女の意思です」
私は強くそう答えた。
