The result of revenge [ディアラバ]
第4章 Feelings~感情~
見つけた先は保健室
私がカナトに声を掛けると、何か他の気配がした
「......おや?私とカナト以外に、誰か他にいらっしゃる様ですね。」
「....そうですね、僕もそう思います。この臭いは...アヤトですね...それにユウラさんの匂いもします。僕と遊びたいのかなぁ...ね、テディ?」
カナトも同意見の様だ、するとカーテンで仕切られたベッドからアヤトが出てきた
「ちっ...バレちまったか」
やはりアヤトが車内から彼女を連れ去ったのか...
カナトとアヤトがくだらない言い合いを始め、そのやり取りはとても耳障りで、私を余計に腹立たせる。
カナトは彼女に近付き
「ふふ...。本当に馬鹿丸出しですねアヤト。ねぇ、キミもそう思いませんか?」
そう言いながら彼女の耳元へ話し掛けている
あぁ、この感情は何なのだろう...
「貴方達!!!!いい加減になさい!さっきから聞いていれば、色々な事を好き勝手にベラベラと...少しは恥を知りなさい!!」
思わず声が荒ぶる。これが嫉妬以外の感情なら、他に何が当てはまるのか
そのままアヤトとカナトは、私の説教が嫌だと立ち去り、結果彼女と2人きりになってしまった。
彼女は俯いている
私に怯えているのだろうか...
私の配慮が足りなかったばかりに、車内でライトとスバルにひどい目に合わされてしまった事が原因か...
「私の失態ですね。貴女を1人で行かせたのが間違いでした...」
そう告げると、少し意外そうな顔をしていた
私はそのまま言葉を付け加える
「しかし、貴女も貴女です。ライトはともかく、スバルにまで吸血されてしまうとは。」
違う、そんな事が言いたいのではない
そう思った次の瞬間...
「...。すみません...」
彼女が謝った
「なぜ私に謝るのです。謝ると言う事は、〝私の血は貴方のもの〟と言っている様なものですよ?」
私は平然と見えるように言い放ったが、本心では動揺を隠せなかった
俯きながら私に謝った姿が愛おしく
もっと側へと歩み寄っていく