The result of revenge [ディアラバ]
第4章 Feelings~感情~
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「はい。すみません、きつく言っておきますので...」
カナトが学校の備品を使い散らかしたという。
「...はぁ、またですか...」
毎回先生方は逆巻家の誰かが何かをする度に、私に注意しておけと言ってくる。これで何度目だろうか...
「この間はスバル...その前はアヤト……」
あぁ、頭が痛い、
この煩わしい思いはどこへやれば良いのでしょう
「カナト!ちょっといいですか?」
学校の調理室で、やっとカナトを見つけると
「...なんだ、レイジですか...何しに来たんです?」
「─っ、ちょっと!貴方、何してるのですか!」
学校のオーブンを勝手に使い、何かを焼いている様に見える
「ふふ...何って、見て分かりませんか?」
「何かしている事は見て分かりますが、何を作っているのです!あれだけいつも学校の物を勝手に使うなと──」
「うるさい!!...僕はお菓子が食べたかったんですよ!!!!」
「だからと言って使っても良い理由にはなりません!」
まともに注意しても言う事を聞かないと分かっているのに、毎回このやり取りをしている自分に嫌気がさす
「じゃぁレイジが今すぐ作ってください。」
「な、何を!そもそもこの臭いは何なのです!」
鼻をツンとさせ、少し焦げた臭い...
「クッキーです。」
「あぁ、カナト...いい加減にして下さい。この臭いがクッキーを焼いている臭いには思えませんし、私がこれから作る意味も分かりません!」
「...!!!!」
私が呆れた表情で言うと、カナトは手に持っていたフォークをこちらへ投げる
「──っ!!ちょっと、カナト!」
フォークを拾い、顔を上げると、そこにカナトの姿はもうなかった...
珍しく怒りがこみ上げてくる
心が乱れているせいか...
カナトの散らかした後を片付け、急いでカナトの気配を追った