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アイサレテル [R18]

第5章 再会





グイと強い力で僕の顎をあげる。





「理解などしなくていいのです。あなたは取引された“物”に過ぎない。考えても時間の無駄です。」






赤い瞳の中に


眉を寄せあげた僕が映っている。



彼はそっと僕の頬に手を添えた。






「……さすが、


リヒト様が……


見込んだだけございます…。」





唇を親指でなぞる。




「…ピーター様。

あなたもアナリア様に負けず劣らず

…とても美しい……。」







ガバッと顔で手を払いのけ、蹴飛ばそうと足を降った。



だが簡単にかわされ、
逆にビシッと思いきり頬を平手で殴られた。



「おっと…、手が滑ってしまいました。」



そして座っていた椅子を蹴飛ばされ、

床に転がり倒れる。





「ピーター様、この取引はあなた様の行動によっては白紙にすることもできます。」




「でもそれじゃあ、お母様の治療費はどうするのです?。お父様も、過度な労働で日に日に衰弱しているんでしょう。」










肩を蹴られて仰向けにされた。




「だから変な抵抗や反発はお控えください。


これはルールです。お客様の前では…特に。」




そう言って


顔の上で覗きこみ、舌をだす。




黙って睨む僕の頬に


…ぽた、りと


唾液が糸をひいて落ちた。






「………そうです。…そのように。」







彼はぐるっと首を回し、骨を鳴らしてから


僕を引っぱり起こして正座させた。










「…さて、整えましょうか。」











転がっていた椅子を持ってきて僕の前に座る。





ベルトをカチャリと外しチャックをおろした。






上を向いた大きな彼のモノが露になる。









「……な!何を!!!!。」








しーっと唇にひとさし指を当てられた。





「……大きな声を出さないでください。」







すると頭を鷲掴みにされ、



口元に押し付けられる。






「んんん………んー、…」






びるん、…びるん、と



唇の上を生暖かい肉が滑る。






「ん、…いや、だ……。」






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