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アイサレテル [R18]

第6章 覚醒





「…はっ……うっ……はあっ…」



アナリアの様子が変わってきた。



苦しそうに気持ち良さそうに眉を寄せる。



潤んだ青い目で僕に訴える。





───ギシッ ギシッ ギシッ ギシッ




リヒトさんも悟ったのか



彼女の背中を舐めあげながら、



人指し指の指先で

胸の膨らみの先をくりくりとこね回した。






「…はぁぁ…う…う!!!!!」






彼女がびくびくとしはじめる。





近づいている…






──ギシッ ギシッ ギシッ ギシッ …






綺麗…。








目の前で、



汗ばんだ美しい青年に




恍惚な顔をした美しい少女が愛撫されている。




僕ももう耐えられなかった。











リヒトさんが加速し、




そして…












「──うっ……く!!」








痙攣まじりに




一番深く、僕を突いた










「………ひぐっ…くっっっ!!!!」




「………んん〜〜─っっぁ!!!!」










びゅるびゅるっ びゅ…びゅっ………















心臓の音が耳を支配する。











アナリアの中へ、僕の中へ…






生ぬるい、どろっとした







白い愛が、その瞬間






大量に注がれた────────






































びくん、びくんと無意識に体が跳ねる



僕とアナリアの頭を優しく撫でて



リヒトさんが微笑む。




順番に頬にキスを貰ったとき、




アナリアが小さく微笑んだ。









温かい手、温もり




二人




彼の胸で眠った。











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