第5章 カルマの時間
私は今、駅にいた。
生徒「おい見ろよ、渚だぜ。すっかりE組に馴染んでんだけど。」
生徒「しかもよ、停学明けの赤羽までE組復帰したらしいぞ。」
生徒「死んでもあそこ落ちたくねーわ。」
これらのセリフを聞いて初めて渚がいたことに気づいた。
ひどい言われようだな・・・
カルマ「へー、死んでも嫌なんだ。じゃ、今死ぬ?」
生徒達は逃げだした。
何か持っていたが、遠くから見ていたためわからなかった。
カルマ「あはは、やるわけないじゃん。ずっといい玩具があるのにまた停学になる暇ないし。」
渚「カルマ君・・・」
「おーい、お二人さん!」
渚「やぁ、いたんだ。」
カルマ「あっ、睨んできた子じゃん。」
「もうそのことは忘れて!イラっとしてただけだから。」
なんかこいつ苦手かも・・・
渚「でも鈴蘭ちゃんって転校してきたばかりの時は、何も話さない静かな子だったよね。」
「あぁ、あれは・・・クラス観察だよ。」
ぎこちない笑顔で言った。
カルマ「ふーん、でさぁ渚くん、聞きたいことあるんだけど。殺せんせーのことちょっと詳しいって?」
渚「う・・・うん。まぁ、ちょっと。」
カルマ「あの先生さぁ、タコとか言ったら怒るかな?」
渚「タコ?うーん、むしろ逆かな。」
確かに。
「タコのイラスト描かれてる時あるしね。」
カルマ「そーだ、くだらねーこと考えた。」
渚「カルマくん、次は何企んでんの?」
カルマ「俺さぁ嬉しいんだ。ただのモンスターだったらどうしようと思ってたけど案外ちゃんとした先生で。ちゃんとした先生殺せるなんてさ。前の先生は自分で勝手に死んじゃったからさ。」
その瞬間電車が通った。
カルマ・・・怖いよ・・・