• テキストサイズ

BAD END 【おそ松さん】

第5章 *the fourth would




一松の作ったご飯を食べて、お風呂に入って1日を終える。

「そういえばね、今日は同僚の仕事手伝ったんだー」

「そうなの?大変なんじゃない?」

ベッドでごろごろしながら話すのはいつものこと。

「…ううん、ちょっと疲れただけ。大丈夫」

「…俺は何にもできないクズだから…」

自分を貶す一松に自分を重ねる。

…最初は、共鳴りもあった。
きっと、どちらも同情もあったと思う。

でも、そんなのきっかけに過ぎない。

隣に寝転んでいる一松にすり寄る。

一松はいつもぽかぽか温かくて、安心する。

「…一松ってさ、あったかいよね…」

「…そう? 凛は手とか冷たいよね」

冷え症だからかな…

「じゃあ、一松が温めて?」

その瞬間、背中に回っていた彼の手がピタリと止まった。



「それって…誘ってるの?」




/ 65ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp