• テキストサイズ

BAD END 【おそ松さん】

第5章 *the fourth would




彼は見つけてくれたんだ。

私の本当の姿を─────

素のときに襲われそうになって、助けてもらった。

出会いは単純。でも私が彼を好きになるのに時間は要らなかった。

私を受け止めてくれた人、優しい人。


「凛?」

「ん?なぁに?」

「…大丈夫?」

少しぼうっとしていて呼ばれていたことに気づかなかった。

心配をかけてしまったのか彼がこちらをのぞき込んできた。

「大丈夫だよ。ちょっとぼーっとしちゃっただけ」

「…無理しないでね」

きっとこの人が居なくなったら私は生きていけない。

この人に捨てられたら…なんて、考えたくもないや。


/ 65ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp