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占い師の憂鬱【デュラララ‼︎】

第3章 応接不暇


ー太郎さんが入室されましたー
ー甘楽さんが入室されましたー

《やっほー☆太郎さん、昨日のニュース見ました?》
【ああ、放火事件のことですよね。怖いですよね…。確か、セットンさんは近くに住んでらしたんですよね。大丈夫だったのかなぁ】

ーセットンさんが入室されましたー

[こんばんはー]
《ばんわー☆》
【こんばんは。あの、セットンさん大丈夫でしたか?】
[ああ、意外と自宅からそう遠くはない所だったので少し冷や冷やしましたが大丈夫でしたよ。ありがとうございます]
【そうですか、良かったです】
《あ、そうそうそういえばぁ。あの占い屋の事なんですけどね、一ヶ月前からパッタリと姿を見せなくなったんですって》
【元々不定期で開いていたんじゃないんですか?】
《そうなんだけど、一ヶ月以上っていうのははじめてらしいんですよー》
[もう二度と開かなくなったりするんですかね]
《その危険も充分にあるから甘楽さんどきどきです!きゃ!》
【池袋って凄いですね。あんまり喜ばしい事ではありませんが】
[住んでると慣れてくるものだとは思うけれど、何しろいろんな人が居ますからね]
《あ、そうそう。放火魔の件なんですけど、あれ多分あの一件だけじゃ終わらないと思いますので気をつけたほうがいいですよお》
【甘楽さん、そんなこと分かるんですか】
《ふふふ、乙女の情報網を舐めてはいけません☆っていっても、つい先ほど同じ区内でまた放火があったらしいんですよ》
[え、知りませんでした。物騒ですね…]
《何でも、狙われているのは極道や暴走族、ヤクザ者の類が集まる場所らしくってもう大変なことになりそうで甘楽ちゃん怖い!》
【それ、変な抗争へと発展しなければいいんですが…】
《でも、組織を狙っているわけじゃなくてどうも共通の個人を狙った犯行みたいなんですよねぇ。何はともあれ、用心することに越したことはないので皆さん気をつけてくださいねっ!》
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