• テキストサイズ

人間と妖怪の恋物語

第8章 強くなりたい。



「りんは今日も練習しておるのか?」

先に戻って来たかごめに、楓が聞いた。

「うん。りんちゃんすごく頑張ってるみたい。」

「いつも殺生丸に助けてもらっておるからな。少しは自分も戦えるようになりたいそうだ。」


りんのピンチには必ず駆けつけてくれる殺生丸。

りんは嬉しい気持ちの反面、申し訳ない気持ちもあった。


「殺生丸は、助けることは何でもないと思うけどね。」


「まぁ、りんは謙虚な子じゃ。迷惑かけたくないと思っておるんじゃろ。」
/ 281ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp