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人間と妖怪の恋物語
第8章 強くなりたい。
「……えいっ!!」
バシッ!
木に向かって、矢が放たれた。
「うん。もう完璧な破魔の矢ね!りんちゃんすごい!」
「えへへ。まだまだかごめさまのようには出来ないけど…」
かごめに褒められて照れるりん。
りんはかごめや楓に教えてもらい、弓矢の練習に励んでいた。
「もし何か会った時には、りんちゃんはもう十分な戦闘要因ね!」
りんはかごめの言葉にますますやる気が湧いてきた。
「りん、もっと頑張ります!」
キリリ…
バシッ!!!
また威力が増して、木に矢が命中した。
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