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人間と妖怪の恋物語
第6章 喧嘩するほど?
「…めー!かごめっ!!!」
「犬夜叉…」
「かごめっ、無事か?!」
犬夜叉はかごめの腕の傷を見た。
「大丈夫。殺生丸が助けてくれたから。」
犬夜叉はかごめの傷に、ハンカチを巻きつけて止血した。
そして立ち上がり、殺生丸のほうを見た。
殺生丸もゆっくりと犬夜叉を見つめた。
「……あ、ありがとよ。殺生丸。」
犬夜叉はそっぽを向いてぶっきらぼうに言うと、かごめを抱き上げて村へと戻った。
「殺生丸さま、ありがとう。」
「…帰るぞ。」
「はいっ!」
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