第6章 喧嘩するほど?
「あーあ!早く帰ろうっ!」
「体だけは気をつけてね。」
「ありがとう、ママ。」
かごめはすぐに骨食いの井戸へ向かった。
タンっ!
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「りん、暗くなってから森へ入るでないぞ。」
「すぐ戻ります!」
りんは、骨食いの井戸へ向かった。
そろそろ、かごめさま帰って来るかな?
「…かごめさま!」
「りんちゃん。」
りんはかごめを見てほっと微笑んだ。
「迎えに来たのが私でごめんなさい。」
やっぱり犬夜叉さまに迎えにえに来て欲しいよね…
「ううん。りんちゃんが来てくれて嬉しいよ。」
かごめはりんに近寄って言った。
「犬夜叉、いる?」
「弥勒様と妖怪退治に行っています!」
「じゃあ、犬夜叉が帰って来る前に家に戻ろう!」
二人が村へ向かって帰ろうとした時、
ガガガガガ!
あたりの木が薙ぎ払われた。
「何っ?!」
「グアアアア!!!」
「よ、妖怪っ?!」
突然森から妖怪が現れた。
「体が…自由に動ける体が欲しい…!」
妖怪は片足と片腕がない。
「何よこいつ!」
かごめは、りんを自分の後ろへ隠した。
「体を、よこせぇぇー!!」
ザンッ!!!!