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人間と妖怪の恋物語

第6章 喧嘩するほど?



「…あ、ママ!おかえりー」

「あらかごめ。お夕飯作ってくれたのね。ありがとう。ゆかちゃん達に会いに行かなかったの?」

鍋をかき混ぜるかごめの手が止まった。


「みんな大学で授業があるから……」

「そう…」


食卓にかごめが作った料理が並ぶ。

「いただきまーす!!」


「うまいよねえちゃん!」

草太はもくもくと口に運んでいく。

「ちと味が濃くないか?」


「そーいえばねえちゃん、犬の兄ちゃんは?」


ピタッ

「……さぁね。」


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