第5章 修羅の道を歩む巫女
二人を目掛けて妖怪が襲いかかろうとした時、
ザンッ!!!
「……殺生丸様!!」
殺生丸が間一髪、妖怪を光の鞭で倒した。
茅は殺生丸を見て驚いた。
あの時の妖怪だ…!
「殺生丸!!!」
かごめがほっとしたように言った。
「何だ、お前は。」
雲外鏡は殺生丸を見て言った。
タンっ…
殺生丸は、空中に飛び爆砕牙を放った。
カッ!!!!
「ふんっ、お前の攻撃も飲み込んでやる。」
雲外鏡は再び掌をかざした。
ガガガガガ!!!!
しかし爆砕牙の攻撃は雲外鏡の手を貫き、瘴気の雲と共に破壊した。
「な、なぜだ…うっ…ぐわっ?!?!」
「やった!さすが殺生丸の爆砕牙!!」
雲が消え、空が晴れた。
「殺生丸様ー!!!」
りんが殺生丸に駆け寄った。
「殺生丸様、助けに来てくれてありがとう!」
「助かったわ。」
かごめも殺生丸に言った。
「……あれは、この間の。」
椛は殺生丸を見て驚いた。