第5章 修羅の道を歩む巫女
「楓様、これも薬になるの?」
りんは、楓と共に薬草をつんでいた。
「犬夜叉と弥勒殿は今日は帰らんのじゃったかな?」
「はい。少し離れたところでお仕事らしいです。」
日が傾き始め、りんと楓は家に戻った。
「楓ばあちゃん、りんちゃん!今日一緒に夕飯食べない?珊瑚ちゃんも呼んで!」
かごめが帰ってきた二人を迎えて言った。
「ああそうじゃな。後からわしの家に来るといい。」
「みんなでご飯。久しぶりですね!」
りんも嬉しそうにした。
ザワザワ…
「ん?向こうに人が集まってない?」
村の入り口に人が集まっていた。
「何かあったのか?」