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人間と妖怪の恋物語
第4章 いつまでも一緒
りんは、ふと棚の上に置いてある新しい着物に気が付いた。
「楓様、この着物…」
「ああ、昼間殺生丸が持ってきたんだ。」
「えっ??」
りんは着物を手に取った。
藍色で蝶の柄が美しい、少し大人っぽい着物。
「殺生丸様に、会えなかったー…」
りんは着物を抱きしめて嘆いた。
「明日の夜、また来ると言っておったぞ。」
「本当ですか?!」
りんは、すぐにぱぁっと笑顔になった。
「よかったわね、りんちゃん。その着物りんちゃんに絶対似合うわよ!」
「えへへ、ありがとかごめ様。」
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