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人間と妖怪の恋物語

第18章 昔の恋人?


翌朝、目覚めると屋敷に殺生丸の姿はなかった。


「…葉月っ、殺生丸様は??」


「朝早くにお出かけになられました。」

りんの心臓がトクンと跳ねた。


(もしかして、瑠璃さんのところへ…)


りんは阿吽に跨った。


「りん様?!」

葉月の声も耳に届かず、里へと急いだ。



時代樹の前に、瑠璃の姿があった。


「殺生丸は来るんだろうか?」

珊瑚とかごめが、木陰から瑠璃を見つめた。



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