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人間と妖怪の恋物語
第17章 小さな光
ヒュゥゥゥー……
風が強く吹き荒れる中、泉には寄り添う殺生丸とりんの姿が映し出されていた。
「おのれ…人間の分際で…」
パシャっ…!!
月姫は、泉に映ったりんの顔を手で殴った。
「…この世で最強の殺生丸様に釣り合うのは、強いおなごだ。」
険しい表情でそう呟くと、月姫はスッと姿を消した。
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