• テキストサイズ

人間と妖怪の恋物語

第17章 小さな光



部屋に入ると、蒼白い顔のりんが布団に横たわっていた。


「りんちゃん?!どうしたの?!」

かごめはりんに近寄った。


「今日の朝も起きて来なくて…ただ眠いだけど言っていましたが……」


匙がりんの脈を調べる。


「息は、あります。これは病ではないようです。」

匙はりんを診て表情を歪めた。


「病ではないと?ではどうして目を覚まさないのですか?!」

りんの顔色はどんどんと白くなっていった。


「何の騒ぎじゃ?!」

邪見が部屋に入って来て、りんを見て驚いた。


「な?!り、りん!どうしたのじゃ?はっ、犬夜叉?!貴様の仕業か?!」

邪見は犬夜叉どうかごめを見て声をあげた。
/ 281ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp