第14章 あなたとの未来を。
「あ、あなたは…!」
りんは女性の顔を見て、数年前のことを思い出した。
殺生丸さまのお母様…
「ん…?お前が諒が言っていた人間か。」
ご母堂はゆっくりと近寄り、りんの顔をまじまじと見た。
「あ、あの……」
「そなた…何処かで見たことがあるな。」
りんはどうしたらいいか分からず、ただ座ってご母堂を見上げた。
「りんさま!何事で……ご、ご母堂さま?!」
大きな物音に駆けつけた葉月や他の家来が、ご母堂を見て驚いた。
「……騒がしいな。」
バリバリバリッ!!!
「きゃあっ?!」
「うわっ?!」
葉月達が近づこうとした時、結界ち阻まれて吹き飛ばされた。
「え、葉月?!」
「大丈夫だ…。そなたとゆっくり話がしたいだけだ。着いて参れ。」
りんはご母堂に遥か上空へ連れられて行った。