第12章 教えて?
何かが弾けて、快感が頂点に登りつめた。
まるで身体がふわふわと宙から舞い降りる感覚だった。
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
りんは短く息を吸った。
初めての快感に、まだ身体が痙攣している。
殺生丸は、りんが落ち着くまで背中を撫でてやった。
「はぁっ…ふぅ…」
「落ち着いたか?」
「う、うん…」
殺生丸がりんの頬を撫でた。
「…良いか?」
「は、はい…」
りんの脚を開き、殺生丸が中に入ってくる。
ググッ……
「んっ……ぁっ…ぃ、たっ」
「っ、…」
キツく締めつけるりんに、殺生丸の表情も歪んだ。
「りん、力を抜け。」
「んっ…はぃっ……」
しかし、中に挿れられる度に、力が入ってしまう。
怖い……
りんのキツく閉じた目から、涙が溢れた。
「りん、大丈夫だ。」
殺生丸がりんの涙をそっと拭った。