• テキストサイズ

人間と妖怪の恋物語

第12章 教えて?



りんは布団の上に座った。

そわそわと、落ち着かない様子だ。


殺生丸は縁側に出て、月を眺めた。


「….…殺生丸さま。」


りんも縁側に出た。


「….…」

そっと、殺生丸に寄り添う。

殺生丸の綺麗な銀髪が、頬に触れた。



「….んっ…」

りんの身体を引き寄せ、どちらからともなく唇が重なった。


「……っ…はっ……」

深く、重なり合う唇。


とろけそうな感覚。

身体の中が熱くなる。

殺生丸の着物を掴んで、自ら舌を絡めた。


/ 281ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp