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人間と妖怪の恋物語
第12章 教えて?
りんは布団の上に座った。
そわそわと、落ち着かない様子だ。
殺生丸は縁側に出て、月を眺めた。
「….…殺生丸さま。」
りんも縁側に出た。
「….…」
そっと、殺生丸に寄り添う。
殺生丸の綺麗な銀髪が、頬に触れた。
「….んっ…」
りんの身体を引き寄せ、どちらからともなく唇が重なった。
「……っ…はっ……」
深く、重なり合う唇。
とろけそうな感覚。
身体の中が熱くなる。
殺生丸の着物を掴んで、自ら舌を絡めた。
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