第9章 選択の時
「あの龍の邪気が、小妖怪も呼び寄せているんだ!犬夜叉と法師さまが居ないときにっ…」
ザンッ!!!
珊瑚も飛来骨を放った。
「珊瑚さま!かごめさま!小妖怪は私に任せてお二人は龍を!!」
「わかった!!」
パァン!!パァン!!
りんの矢は次々と小妖怪を倒して行く。
「ガアアアアアっ!!!!」
龍が襲ってきた。
ドガガガガガ!!!
龍の長い身体が村の家を壊していく。
「飛来骨!!!」
ザンッ!!
ドガガガガガっ!
珊瑚の飛来骨が、龍の尾を薙ぎ払った。
「ガアアアアアっ!!!」
キリリ…
バシっ!!!!
かごめの矢は、龍の片目を撃ち抜いた。