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人間と妖怪の恋物語

第8章 強くなりたい。



物置の中に、城の女達が閉じ込められていた。

「大丈夫ですか?!」

りんとかごめは、女たちの縄を解いた。

「…ありがとうございました。助かりました。」

一人の女の人が礼を言った。

「私は菊代と申します。あなた達は妖怪退治の…?」

「そうです!今仲間が玉藻御前と戦ってるの。あの女、何者なのか知っていますか?!」

「玉藻御前…あの美しい美貌に惑わされ男はみな石化していまうという。でも、あの女の正体は九尾の狐といって、九つの尻尾をもつ妖狐です。」

「狐…?!」

りんとかごめは驚いた。


「じゃあ、どうやったら倒せるの?!」

「わかりません…玉藻御前のら体は何度でも再生されていまいます。男だけの魂を集めて生きているそうで女はまとめて殺すと、私達はここに閉じ込められていたのです。」

りんとかごめは立ち上がった。


「とにかく犬夜叉達のところに戻りましょう。菊代さんたちはここに隠れてい下さい!」

「わかりました…」

りんとかごめは犬夜叉の元へと急いだ。
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