第11章 楽しい楽しい1週間の始まり♪
学校に行ってからも、ライトさんに吸血を求められ私は、ふらふらの状態で階段に登ったら、踏み外してしまった
貴『あっ…ヤバイ…』ドンッ
バランスを崩して落ちたと思った…でも後ろから、誰かに支えてもらった
?「わお!きみ、大丈夫?」フワッ
私は、見知らぬ人にお姫様抱っこをされた
貴『きゃぁ!!おおおおおおおお下ろしてください!!ははは恥ずかしい///』
?「そんなこと、気にしな〜い!!君、かわいいね!!」
貴『かっ…かわいい?私がですか?』
?「君しか、いないよ。面白いね!!」
貴『ところで、あなたの名前は?』
?「俺はね〜、いつか、わかるよ!!もう、大丈夫?」
貴『あ…はいっ!!ありがとうございました!!』
?「じゃーね〜!!」
貴(なんか…キラキラして、アイドルみたいな人だったな…逆巻には、いない種類だ…)
そんなことを思いながら、歩いてると音楽室に来ていた。
『音楽室…また、ピアノひこうかな…』
シュ「ん…なんだ…あんたか…ピアノ弾きに来たのか…?」
貴『そうですけど…迷惑ですか?』
シュ「別に…俺は、寝れればそれでいい…ふぁ…」
貴『そうですか…』
私は、ピアノを弾き始めたショパンを弾いた。自分が大好きな曲。弾いているだけで、幸せな気持ちになれる
シュ「あんたのピアノ…いいよな…」
貴『ありがとうございます…』
まだ、弾き足りなかった私は、ヴァイオリンを手に取って音を奏でる事にした。ピアノとは違う感覚…音色…すべてが好きだ…
シュ「あんた…ヴァイオリンも弾けるのか…」
貴『ピアノほどうまく弾けませんが…基礎的なことはできます』
シュ「あんた、ピアノ弾け…俺ヴァイオリンやる」
貴『はいっ。何を弾きますか?』
シュ「あんたに任せる。適当に合わせるから…」
貴『わかりました…』
私は、迷った挙句クライスラー・ラフマニノフを弾いた。それに、驚きながらもシュウさんは、ヴァイオリンの音をピアノにのせてきた。
シュ「なんで…この曲にした?」
貴『嫌いでしたか?私の好きな曲だからです…』
シュ「別に嫌いじゃない…あんたいい趣味してるな…また、来いよ…」
貴『いいんですか…?』
シュ「言っただろ…俺は、寝れればいいんだ…吸わせろ」
貴『ずっと…ダメです』
シュ「なんで?」
貴『それは…』