第11章 楽しい楽しい1週間の始まり♪
シュ「はぁ…おおかた、アヤトかライトのどっちかが絡んでるな」
私は、大きく目を見開いてしまった。その行為がシュウさんの目に入り、確信してしまったらしい
シュ「ライトあたりか…」
貴『わかったなら、やめてください…』
シュ「俺には、そんな都合関係ないから…」カプッ
シュウさんは、そう言いながら私の手に自分の手を絡めてきた。
(前、言ったこと覚えてくれてたんだ…これ知ってるのシュウさんくらいか…)
シュ「あんたの血…変わった…ますます、最高になった。その顔もそそられるな…」カプッ
貴『シュウ…さん、もぅやめて…』
シュ「とか、言いながらもっと吸われたいくせに…」
ライトさんの命令に従わなきゃバラされると脅されているのに、もっと…この人に吸われていたいと思ってしまった…しかも、絶対服従なのに、秘密で吸血されているこの場面を楽しんでいるシュウさんがいる。
貴『もし、バレたらどうしてくれるんですかッ!?』
シュ「うるさい…俺には関係ない」
貴『冷徹すぎます…』
シュ「そのうるさい口今すぐ塞いでやろうか?」
貴『どうやってですか?』
シュ「それ言わせるのか?あんたも変態だな」
貴『変態じゃないです!!』
シュ「どうやって塞ぐかって?お前の唇にキスしてやるよ」
貴『///そんな、ストレートに言いますか?』
シュ「言わなきゃあんたはわかんないんだろう?」
貴『ずるいです///うまい言い訳考えときますよ…』
シュ「ライトだから怒らないと思うけど…」
貴『シュウさんって意外に兄弟のことちゃんと見てるんですね』
シュ「あんた、うるさい…どっか行って…」
貴『お邪魔しました』
さっきまでライトさんの命令に背いた罪悪感でいっぱいだったのに
シュウさんと話したらそんなものどうでも良くなってきた
貴『ライトさんお話があるんですけど…』
ラ「なぁ〜に〜?リボンちゃん?」
貴『私からも命令していいですか?』
ラ「それもそれで面白いからいいよ〜んふっ」
貴『姉さまの血を吸わないでくださいこれが命令です』
ラ「まぁ、君だけ吸えればいいしね〜」
貴『でも、見返りはありませんが』
ラ「お互い1週間がんばろーね♪」
貴『はい』
私は、もう破ってしまったが…