第11章 楽しい楽しい1週間の始まり♪
翌日
貴『ライトさん?レイです』コンコン
ア「眼帯じゃねーか。昨日お預け食らったから吸わせろ!!」
貴『今の私の血美味しくないと思いますよ?なので、やめた方がいいと思います』
ア「うるせー!!吸わせろ!」
貴『何なんですかッ!本当に馬鹿ですねッ!!こっちから美味しくないって言ってあげてるんだからおとなしく従ってくださいよ!!』
自分でもびっくりした…リボンがなくてもここまで人に言えるなんて…よほど、イライラしたんだろーな
ア「眼帯のクセにオレ様に逆らうのかッ!?」
ラ「ごめんね〜アヤト君リボンちゃん呼び出したの僕なんだ〜」
カ「なんですか?うるさいです…テディが嫌がってます」
貴(あぁ…また、めんどくさいことになりそう…)
ラ「ちょっと、リボンちゃんとお話しがあったから、部屋に来てもらったんだ〜じゃあ、お部屋にどーぞ♪」
貴『お邪魔しまーす…』
カ「待ってくださいッ!!せっかくぼくが来たのにただで帰るんですか?」
貴『はぁ…さっき、アヤトさんにも言いましたが、今日の血は美味しくないのでやめといた方がいいですよ』
ラ「じゃあ、バイバ〜イ♪」
ライトの部屋
ラ「いや〜よく、あの2人の吸血断れたね〜」
貴『早く、出てきて下さいよ…あの人達いるとめんどくさいことになるんですから…』
ラ「ごめんごめん。じゃあ、ご褒美あげなきゃね」カプッ
貴『こ…れがご褒美なんですか?』
ラ「そうだよ〜、じゃあ学校に行こうか」
貴『はい…』
(1週間続くの…だるいな…)
その日から、リムジンに座る場所も姉さまの隣からライトさんの隣りに座ることになった