第4章 レイの記憶
レイside
体が熱い…その後、私は何をしたのか覚えてない…ただ、わかったのは、体を乗っ取ってあんな事をしたのは頭の中で声がしてた女のせいだ…気がつけば、私はプールで倒れていた
ユイside
寝落ちしてしまってから、30分くらいだろうか…私が起きた時は、レイがベッドの上からいなかった。私は、急いでレイを探した。リビングに行くと物が壊されていたりした。
兄弟帰宅
レ「なっ…何ですか?この有様?」
ス「俺が壁壊した時よりひでーな…」
シュ「いいんじゃないか…どうせ使い魔が片付けるだろ…」
ラ「とりあえず〜ビッチちゃんとリボンちゃん探した方がいいんじゃな〜い?」
カ「早く部屋を片付けてください。テディが嫌がってます」
ア「おいっ!!チチナシッ!!眼帯ッどこだっ!!」
ユ「皆さん、帰って来てたんですね…」
レ「あなた、何なんですか、これは?」
ユ「ごめんなさい…多分レイがやったと思います…私がちょっと寝てる間に…」
ラ「ビッチちゃんは〜居たけど、リボンちゃんは〜?」
ユ「それが…私も探してるけど見つからないの…」
ス「おい、プールにいたぞ。でも…」
カ「何なんです?早く勿体ぶらないで言ってください」
ス「居たはいたんだけどプールの底に居て、溺れてた」
ユ「レ…レイは…どこに…?」
ス「ベッドで寝てるけど体がスゲー冷えてる…」
ユイside
私は、急いで部屋に向かった。部屋にいるレイを見た瞬間緊張が解けて思わず泣いてしまった。先に服を着替えさせて浴槽にお湯を入れた
スバルside
服が濡れてたから、着替えさせようとしたけどアイツの腕や背中には、無数の傷痕があって着替えさせるのをやめた。
貴(自分でも、何が起こっているのか分からない)
謎の女「早く、私を思い出して…そして、その体私にちょうだい…」
貴(あなたは、誰?どこにいるの?)
謎の女「私?私はね…」
レイside
私は、その言葉を聞いて耳を疑った。だって…
《私はね、あなたであなたの中にもう、いるのよ…》
言われたから。その言葉を聞いた瞬間私は目が覚めた
ユ「レイッ!!良かった…目が覚めたんだね…!!」
私は、思いっきりレイを抱きしめた
レ『姉さま?濡れてしまいますよ…?』
ユ「温まったら、そこの服に着替えてね」
レ『ありがとうございます。』