第22章 新たなる始まり
コンコン
貴『姉さん?そろそろ学校の時間だけど?』
ア「あぁ?なんだ…眼帯か…」
ラ「リボンちゃんの血も飲みたいから、部屋に入れよーよ」
カナトくんがドアの方に向かった
カ「勘違いしないでください…僕は早くレイさんの血が飲みたいだけです」
ぎぃぃっ
カ「どうぞ…レイさん」
貴『何?あんたら来てたの?』
ア「騙されたな!!」
貴『何の話?』
カ「やっぱり、君も馬鹿なんじゃないんですか?」
ラ「これから〜ビッチちゃんの血を吸おうと思ったけど、リボンちゃんが来たから部屋に入れよーってことになったんだ!!」
ア「こんな簡単な手に引っかかるとはな!!」
貴『うそ…』
珍しくレイが震えてると思ったら…
『…プッ!!アハハっっっっ!!なんて言うと思った?ざんねーん!!あんたらのことだから、最初から気づいてたよ!!ということで、バイバーイ』
そう言うと、私の手を引っ張り部屋の外に出し数十秒後、制服や学校のカバンを持ってきてくれた
ユ「ありがとう」
貴『…そろそろ抵抗っていう選択肢増やしなよ…いつでも私が護ってあげられる理由じゃないんだからね…』
ユ「うん…」