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ルフィとの恋

第4章 〜一味との時間 2日目〜


まだ能力の調整がうまくできていないのかも知れないが、とにかく扱いづらい。


慣れれば相当便利な能力でもあるが。


まぁ、それはそれ、これはこれだ。



凍った壁を元に戻し、再びベッドに倒れる。



私はそのまま、心地良い微睡みに身を委ね静かに眠りについた。



























エ「あった……!!やっとみつけた!!!」




私がルフィの記事を目にしてからずっと探していたもの。

それは彼の手配書だ。



壁に貼ってある手配書を丁寧に、慎重に剥がし、綺麗に畳んでリュックへとしまう。




エ「はぁー疲れた。何処探してもないんだもん」




あの記事を見つけてからあちこちの島を転々と探しようやく見つけたのだ。


日数にして約55日、大体2ヶ月である。



ちなみに、あの時の記事もしっかりと大事にとってあるのだ!!




エ「にしてもそろそろお腹空いてきたなー。ご飯にしよ」




今私がいる島は取れ立ての海の幸をふんだんに使った料理が食べられる素晴らしい島。


私は通り掛かりに見つけた料理屋に惹かれ店内に入っていった。



随分と賑わっているようで昼間から酒をがぶ飲みしている人もちらほらと見受けられる。


空いている席がなかったのと、一人で食べるということでカウンターの空いているところへ適当に座る。




エ「すみません、これとこれお願いします」




カウンターにいる店員のおじさんに注文をして、一息つく。


まぁ周りに人が居すぎてあまり落ち着けないが。
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