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ルフィとの恋

第2章  〜出会い〜


やれやれと手を振ってみせる。

彼は私の話に興味津々のようで、色んなことを聞いてきた。


ル「お前何か好きなもんとかあんのか?」

エ「好きなものですか……あ、お菓子が好きです」

ル「そうなのか!!俺は肉が大好きなんだ!しししっ!!」



きゅるるるるーー…



彼がそう言った途端、彼のお腹が鳴った。


ル「腹減ったーー…」

エ「食欲があるなら怪我、大丈夫そうですね。何か食べに行きますか?」

ル「ほんとか!?あ、でも俺今金ねェ……」

エ「よろしければ奢りますよ?」

ル「いいのかぁ〜!?」

エ「もちろんです」


そう言うと、彼は目をキラキラさせて私のことを見ていた。


ル「よし行こう!!今すぐ行こう!!!」

エ「ハハッ、焦らなくても大丈夫ですよ」


彼は期待を裏切らない人だ。


人懐っこくて誰とでもすぐに打ち解けることが出来る。

何だかそんな彼がとても可愛く見えた。


ル「メーシ、メーシ!!」


レストランに向かって歩いている今も、嬉しそうにニコニコしている。


ル「着いたーー、ここでいいか?」

エ「はい、大丈夫です」


ドアを押して入り、空いてる席に向かい合わせに座る。



エ「全部奢りますから、遠慮せずたくさん食べてくださいね?」

ル「ありがとーっ!!お前いい奴だな!!そーいやまだ名前聞いてなかったな」

エ「アルデーラ・エミリって言います」

ル「エミリか!よろしくな!!俺はモンキー・D・ルフィ、海賊王になる男だ!!!」

エ「よろしくお願いします!!」


二人で挨拶を済ませたあとメニューに目を落とす。



ル「どっちもうまそー!!なぁなぁエミリ!どっち頼んだらいーと思う!!?」

エ「迷ってるなら、両方頼んじゃったらどうですか?どっちも美味しそうですし」

ル「やった!!なぁ、これも頼んでいいか!?」

エ「いーですよ」ニコッ


メニューを持ちながら美味しそうな料理の数々に目を輝かせているルフィ。
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