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ルフィとの恋

第4章 〜一味との時間 2日目〜


今まで花粉症という症状があるなんて知らなかった。


にしてもこれは……




エ「そうとうキツいな……あと一週間近くごの症状に悩まされるなんて……」


































それから約半年後………。

私が旅を始めて一回目の誕生日が訪れた。




エ「自分の誕生日が来ても、一人じゃなぁ……」




言いながら、今滞在している島の喫茶店で紅茶を啜っていた。




店「お嬢ちゃん今日誕生日なのかい?」




夕方の喫茶店はガランとしていて、何気なく呟いた一言は意外にも店内に響いてしまったようで、
店主が声を掛けてきた。




エ「えぇ、そうなの」

店「へぇそれはおめでとう。
お嬢ちゃんは幾つになったんだい?」

エ「今日で13歳」

店「若いねぇ」




そう言いながら店主はニコニコと微笑みながらグラスを磨いていた。

人当たりが良く、優しそうで、口髭がサンタさんみたいなおじいさんだ。


店主はグラスを磨き終わると、店の奥に引っ込んでしまった。



静かな店内には私一人しか居ない。

さっきもう一人いたが、その人はコーヒーを飲み終わるとそそくさと帰ってしまった。
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