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ルフィとの恋

第4章 〜一味との時間 2日目〜


これは嫌味でも何でもなく、素直な私の感想だ。




エ「2つ、彼の腕が良かったから良いものの、頭を撃ち抜いてしまったらどうするつもりでしたか?中将さん。

しかも民間人に向かって突然の発砲なんて、そこから信じられない」




もの凄い勢いで捲し立てる。

その勢いに負けてか、誰も口を挟むものは居ない。




エ「最後、3つ目。
素顔を見たご感想は?」




今度はニヤリと、中将に向かって笑う。


私の目と中将の目が空中で交わる。

破壊的に、相手をそのまま射殺すような威圧感を発して。




中「やはりそうか、貴様アルデーラ・エミリだな」

エ「そうよ」




ざわっと海兵達がどよめく。

それもそうだ。
何故なら今まで私のことを手配書でしか見たことがないのだから。


風にさらわれた髪が綺麗になびく。

透き通るような目はまるで水晶のよう。


そして12歳にしては大人びた、否大人び過ぎた話し方。


落ち度がないのだ、彼女には。

隙がない、とも言うのだろうか。




エ「出来れば私はこのまま能力を使いたくないんだけど、中将さんのこれからのプランを聞かせて?」

中「もちろん、見つけたからには本部に報告し貴様を連れて行く。
貴様の方から大人しくついてくるなら話は別だが」

エ「私は海軍のペットになる気はない」

中「そうか、なら縛り上げて連れて行くまでだ」




海兵達が一斉に発砲してくる。


本当は今日中に島に到着するために余計なことに能力を使いたくはなかったのだが、こうなっては仕方がない。


能力で海水を操り持ち上げる。
それを凍らせ海兵と私との間に氷の壁を造る。
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