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ルフィとの恋

第4章 〜一味との時間 2日目〜


シ「なぁ、エミリ。俺が前に話したルフィのこと、覚えてるか?」

エ「うん、覚えてるよ。モンキー・D・ルフィ、私の3つ上だっけ」

シ「そうだ、俺はアイツに大切な麦わら帽子を預けてある。

いつか立派な海賊になってそれを返しにくる。

それが俺とルフィとの約束だ」

エ「海…賊……」




普段なら海賊という言葉に反応してあまり良い思いはしなかっただろう。


けど、どうしてかシャンクス達と出会ってからはすべての海賊を毛嫌うことはなくなった。

今のルフィの話しに関してもそうだ。


いつもなら海賊になりたがっている奴の話なんか聞きたくないと言っていただろう。



今はそれどころか、シャンクスの友達だというルフィに会ってみたい。

シャンクスの友達だし、きっと優しい人なんだろうなぁと思っている程だ。




エ「いつか会ってみたいなぁ」

シ「そうか。良い奴だぞ、ルフィは」




シャンクスはルフィの話をするときは、いつも決まってすごく嬉しそうだ。

まるで自分の自慢話をしているように、誇らしげに話すのだ。




エ(いつか、会うことができたら……シャン兄のこと、話してあげたいな)




夜風に吹かれながら、心にしっかりと刻んだ期待のような思い。






























荷造りを終えて部屋の中をざっと見渡す。
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