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ルフィとの恋

第4章 〜一味との時間 2日目〜


コンコンッ



エ「シャン兄いる?入るよ」



シャンクスの返答も待たずにドアを開け放つ。



シ「おぉ、なんだエミリか。どした?」

エ「ねぇねぇシャン兄見て!!」



手から氷の塊を出し、空中で弾けさせる。

キラキラとキレイに氷の結晶が舞い落ちる。



エ「それから……」



今度は手中に水を造りだし刀の形に作り替える。



シ「おぉ、大分上達したなぁ!!」

エ「でしょでしょ!!」

シ「実は俺からもお前に話がある。これを見てくれ」


彼が一枚の紙をピラリと差し出す。

その紙はどうやら手配書のようだった。



エ「ん?」



手配書に載っていたのは、私だった。



エ「これ、私…?」

シ「あぁ」

エ「嘘でしょ…!?だってこれっ……」



手配書を指して続きを口にする。



エ「懸賞金が……3800万ベリーって………」

シ「あぁ、しかもalive onlyだ、この広い海を捜してもなかなか出会えるもんじゃないぜ。

まぁどんなに海軍が追ってこようと俺たちが守ってやるから安心しろ」

エ「うん、ありがと」









これは私が赤髪海賊団の仲間になってから数ヵ月後の話だった。

私はいつの間にか賞金首になり、これから一生追われる身となった瞬間だった。



あとから聞いた話だと、私が凍らせた軍艦に運良く凍るのを免れた部屋があり、その部屋にいた海兵たちが私のことを本部に報告し、私は賞金首になってしまったのだそうだ。
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