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ルフィとの恋

第4章 〜一味との時間 2日目〜


実の能力だと考えればすべてつじつまが合う。





男1「お、おい!なんだこれ!!ここだけ凍ってるぞ!?」

男2「倉庫からだっ!!」



扉の外から男達の声とバタバタという複数の足音が聞こえてくる。




エ「まずい、どうしよう…!どうやって元に戻すんだろっ……」




自分で凍らせたのだが解き方がまるでわからない。



エ「戻れ、戻れ戻れっ…!!」



何度やっても結果は同じ。

逆に倉庫内全てを凍りつかせてしまった。



男1「!?おい、扉が開かねぇぞ!!?」

男2「何っ!!?中も全部凍っちまってるのか!?」



男達の狼狽える声が聞こえてくる。




エ(よかった、扉が凍りついている間は誰も入って来られない…)




ほっとした瞬間、周りの氷が扉の方から溶け始めた。




エ「えっ!!?どうして…!?」

男1「おい、見ろ!!氷が溶け始めてるぞ!!」

男2「お前らも手伝え、扉を押し開けろ!!」



扉が鈍い音を響かせながら徐々に開き始める。

私は咄嗟に先程まで隠れていた場所に再び身を滑り込ませる。


私が隠れるのとほぼ同時に、倉庫の重い扉が開ききる。




男1「中に誰か居るかもしれない、探せ!!」



私は息を殺して隠れていた。

見つかったらどうなるんだろうか?



考えただけでも恐ろしくて堪らない。

私は絶対に声を出さないように震える両手で口を塞いだ。


そんなとき、一人の男があることに気がついた。



男2「おい、あそこ見てみろよ。あそこの一帯だけ霜が降りてるぞ」

男3「ほんとだ、調べてみるか」
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