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ルフィとの恋

第4章 〜一味との時間 2日目〜


思いきって箱をガバリと開けてみる。



エ「ん?」



木箱の中にあったのは……



エ「木の……実?」



木箱から出てきたものは水色で不思議な形をした木の実のようなものだった。

これ、もしかして……



エ「悪魔の実…?」



前に一度聞いたことがある。

生涯金槌になる変わりに、人知を越えた力を手に入れることができる実。










力があれば、捨てられずに済んだのかな……。










ふと、そんな想いが頭の中を支配し始めた。

違うと否定が出来ない。




エ「………っ」




次第に手が震え出す。

口の中が乾燥してきて気持ち悪い。










力が欲しい、拒絶されないような力が欲しい。


















力が欲しい、もう誰も私のことを捨てたりしないような……


















もう二度と、みんなが私を否定しないような、力が欲しい……!!
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