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【おそ松さん】本気の恋と、6つ子と、私。

第6章 松野家にご招待!





居間に通され、テーブルの前に腰を下ろす。


みんながお茶を用意してくれるというので、大人しく待つことにしたのだけど、手伝わなくていいのかな…?


たまに台所から食器の割れるような音や叫び声のような何かが聞こえてくる。…一体何が起こっているのだろう。


そわそわしながら待つこと5分、みんなが揃って台所から出てきた。


…なぜか全員ボロボロの状態で。


「み、みんな、どうしたのそれ!?」


「わりぃわりぃ、ちょっと手が滑ってカップ落としちまってさ」


「案ずるな、火傷なんて俺のクールさの前には無力…なんの問題もない」


「……牛乳入れようと思ったら、猫用のミルク入れちゃって」


「あはは!僕ね、砂糖と塩間違えちゃったんだー!あ、砂糖も違うんだっけ?」


「…ごめん、僕はこのバカどもを抑えるのに必死で」


「もう、兄さんたちコーヒーの一つも淹れらんないのー?これだからクズニートは」


「「「「「お前もだろ、クズニートは!」」」」」


……うん、なんとなく何が起こってたのか分かったよ。やっぱり私も手伝えばよかったね。


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