第21章 君の瞳に映るのは【カラ松END】
翌日。
紆余曲折あって…というほどでもないけど、晴れて両想いになった私とカラ松くんは、正式に付き合うことになった。
そして今日、仕事終わりに彼から電話があって、みんなと初めて出会った時のおでん屋台にやってきたのだけど…
「んじゃ、絵菜とカラ松のカップル成立を祝ってー…カンパーイっ!!」
「「「「カンパーイっ!!」」」」
な、なんか、すごいことになってる…!?
「絵菜、じゃんじゃん飲めよー、今日は奢ってやるから!…チョロ松が」
「なんで俺!?…でもまぁ、悪い気はしないかな。僕はいいから、好きなもの頼んでね」
「う、うん、ありがとう」
おそ松くんが私のグラスにビールを注いでくれる。チョロ松くんはやれやれといった感じだけれど笑顔だ。
それはいいんだけど…