• テキストサイズ

【おそ松さん】松野✕松野〜おそ松〜

第8章 松野困る


 困っていると突然、私の前に影ができていた。上を向くと、

「何困ってんの?」

 そこにいたのはおそ松くんだった。

「別にいいでしょ。一緒の班になれそうな人がいないんだから……」

 私がふてくされてそっぽを向いていると、

「じゃあ俺らと組まない?」

 なんとおそ松くんが一緒の班になろうと誘ってくれた。

「えっ……」

 私は思わず声を漏らしてしまう。

(だっておそ松くんとって……もしかして2人だけとか? いやいや、班は3人からって先生言ってたし、俺らもってことはもう1人くらい男の子とかいるよね……)

 私が戸惑っていると、

「あっ、もしかして俺と2人だけかと思った? けど違うんだなー……後1人、男子だけど組もうって決めてる子いるから。でも男子2人と松野ちゃんって……なんかハーレムみたいじゃね」

 おそ松くんはニヤつきながらこちらを見てくる。

(一瞬でも2人だけだと思った自分も恥ずかしい。てかハーレムって……それめっちゃ恥ずかしくない? なんかまたここでも学級委員かよ、仲良すぎって思われるの嫌だな……でももうこれしか方法が……)
/ 175ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp