第45章 チョロ松くんとの(プチ)デート

「じゃあ改めて、告白の件はお断りさせていただきます」

　私はチョロ松くんからの告白を断った。

「はい……」

　チョロ松くんは同意してくれた。

「さてと、でもおそ松兄さんか……なんであんなやつのこと好きなったの」

と困り顔でチョロ松くんは私に話してきた。私はその経緯について簡単に話をした。

「なるほど……つまりは僕に告白されてからちゃんと好きな気持ちが分かったんだ……」

とチョロ松くんは言ってきた。でも私は、

「でもね、おそ松くんは私がチョロ松くんのこと好きだって思ってるみたいなんだよね……」

「えっ、そうなの？」

　私はそのチョロ松くんの反応にドキッとした。

「だっておそ松兄さんこそ、松野ちゃんのこと好きだと僕は思ってたけど」

　まさかの弟からの発言。

（おそ松くんが私のことを好き？）