第35章 松野たちの花火大会後 part.2
そんな時十四松くんとトド松くんがコンビニから帰ってきた。2人は何かを抱えている。
「今十四松兄さんと花火見てたんだけど、みんなでやろうと思って買ってきちゃった」
とトド松くんたちは花火を買ってきていたのだ。
「そうそう! だからやろーよー、花火!」
と十四松くんも。おそ松くんは、
「おっ、ナイス弟たちよ! 今ちょうど俺らも同じようなこと考えてたんだよぉ〜」
と嬉しそうに言う。
「あっ、でも今度松野ちゃん以外で代金割り勘だからねー」
とトド松くんが付け足す。おそ松くんは、
「はぁ! なんでだよ」
と怒るように言う。私は、
「焼きそばのことあるんだからちゃん払ってよね」
と言ってやった。他の松野くんたちもおそ松くんを見る。
「うっ……分かったよ。てかお前らも払うんだからな……てかとにかく海の方行くぞ。時間なくなるし」
と慌てて先に花火が出来るという海岸の方へ歩いて行った。その後、追うように残りの6人も歩いて行った。